築20年以上のアパートを今年1月に購入されたお客様からのご依頼。 『玄関においてある自転車を動かそうとした際に、うっかり自転車を倒して しまったところ、給水管にぶつけてしまい給水管が割れて水が吹き出した』 とのことでした。 慌てて水道メーターの止水栓を閉めたが、水がまったく使えないのでどうにか 直して欲しいと大変お困りのご様子でした。
築年数がかなり経過しているアパートで、給水に使用しているのは塩ビ管のVPでした。水道メーターから給湯器まで2メートル程の距離でしたが、途中でコンクリートから立ち上がっていて給湯器に向かっている「立ち上がり」の部分でポキッと折れてました。
折れている地面側の塩ビ管にもう少し差し込める余裕があれば、簡単に直せた
のですが、さすがに厳しい状況でした。
まずは、水道メーターの給水管を辿ってコンクリートをはつっていきます。
石や土を掘り返して給水管の位置を確かめながら進めていきます。
地上に向けて立ち上がっているところまで行ったら古い塩ビ管を撤去し、
新しく引き直します。
シモクも新しくして、のり付けしていくだけですが、水道メーターのバルブが 緩くて完全に閉めてもチョロチョロと水が出てきます。。 なので、メーターボックス内に放出し、他の塩ビをすべて繋いでから最後に ボックス内の水を出してシモクと繋ぎます。 あとは、給水の確認をしてモルタル補修し作業完了です!
水が出せず、トイレも使えないので本当に困りました。 すぐに直してもらえて助かりました。有難うございました!
塩ビ管も古くなれば劣化により割れやすくなりますし、今回はVPという種類 でパイプ自体も薄かったので、自転車を倒してしまっただけで折れてしまった んだと思います。 今後は何かしらカバーを置いて、うっかり配管を傷付けることが起きないように されるそうです。