大田区の住宅で便器交換のご依頼です。
お客様は、17年ほど今のトイレを使っておられて、以前一度だけ不具合が起きたので、部品交換をしたことがあるとのことでした。その時は、トイレのタンクの中にあるゴムフロート弁に異常があり、そこだけ業者に交換してもらったとのことです。
そこから数年使っているうちに便器にヒビが入り、そのまま使っていると、どんどんヒビが広がっていったので、交換を弊社にご依頼されたとのことでした。
すぐに交換できる在庫のある商品を数点ご提案し、お客様にお選びいただいて、作業を開始します。
まず、トイレに流れる水を止めて、タンク内と便器の中の水を抜き取ります。
次に、タンクと便座に繋がれている配管を取り外し、タンクを外します。そして、便器を固定しているネジを外し便器を取り外します。
SANEIの床フランジH-800を使い、新しい便器を取り付けられるように準備し、便器を取り付けていきます。さらにタンクも取り付け、配管を繋げていきます。
今回お選びいただき、取り付けた製品は、TOTOのピュアレストQR便器CS-230BとタンクSH-233BAです。
便器とタンクの取り付けが終わったら、便座を取り付け動作確認をしていきます。
今回取り付けた便座は、TOTOの温水洗浄便座SBシリーズのTCF6622です。
正常に水が流れること、水漏れがないこと、ウォシュレットの動作などを確認して、作業完了となります。
便器にヒビがはいってから恐る恐る使っていましたが、これで何も気にせず安心して使えます。トイレがきれいになってとても嬉しいです。ありがとうございました。
便器は陶器でできているため、硬いものや重いものを落としてしまったり、また長年お使いの場合は経年劣化により、ヒビが入ったり割れてしまうことがあります。そのまま使用していると、気づかないうちに水漏れなどを起こし、床の腐食や、マンションなら階下漏水など、二次被害が出てしまうこともありますので、不具合が生じたらお早めにご相談ください。